アルヴァ・アアルト生誕125周年 アーカイブより9754を復刻 2023年、アルヴァ・アアルト生誕125周年を記念しまして、1936年に発表されたアルヴァ・アアルト コレクションから当時の品番で9754のベースが復刻されました。
ただ、サイズはオリジナルのままというわけではなく、現在の生活に使い易いよう調整された2サイズで生産されています。
金型を使って生産されるAlvar Aalto Collection 180mm、こちらは限定アイテムではなく、2023年以降も生産は続くようです 。
カラーはクリア・ホワイト・スモーキーグレー・リオブラウン・クリア1937の5色展開なのですが、スコープではカラーを絞り、クリアとホワイトのみを取扱いします。
また、木型を使って生産されるAlvar Aalto Collection 250mmはクリア、クリア1937、リオブラウンの3色展開で各2023個限定生産、スコープではクリアのみ1度だけ仕入れ、2023年内に販売する予定です。
今回復刻された1936年当時の品番で9754とされている型、これが僕の手持ち資料には出てきません。
ですから、当時の大きさや色展開については全くわからない。
ただ、すごく前の話なのですが、資料に品番不明となっている型があって、それと思われるベースをへルシンキのビンテージショップで見たことがあります。
これと凄く似ていて、250mmぐらいの大きさでした。
そんな大きくもなく、細くて曲線も強くないシンプルなベース、でもすごく珍しい型だから高額、加えてハッキリとした情報もない型だから保証もできないと言われたので、流石に買えなかった。
でも、今となっては買っておけば良かったの気持ちばかり。
もし、あれが手元にあれば、復刻された元ネタとして掲載し、比較もできるから、買う人にとっては有益な情報になっただろうなーって思うんです。
少々残念。
小さくて高いんだけど かなり使えるからいいか 2023年、フィンランドの燃料費高騰も大きく影響し、イッタラガラス工場で生産されているガラス製品が値上がりを繰り返すなか、Alvar Aalto Collection 180mmは発売を迎えましたから、想像以上に小さくて高い、雰囲気は良いんだけれども小さくて高い、そんな印象が強くなってしまうのですが、いいんですよ、これ、小さくて高いんだけど。
まず、特別シンプルな曲線ながらアアルトのデザインと認識できるのは素晴らしいです。
そして細くて小ぶりだから使い易いんです。
そこそこ重さもあるので安定しますし、細いから多くの花を必要としない、つまり飾るのも簡単です。
ざっくり生けて絵になりますし、細いから飾ることができる場所も多いです。
つまり、かなり使えます。
小さくてとても高いんだけど、ここまで使えるのならアリ?と思えてきますよ。
2023年2月24日 チューリップとアアルトベースのホワイト この時期になるとフィンランドの方々のインスタグラムでチューリップを見かけることが多くなります。
フィンランド人はきっとチューリップが好きなんだろうなぁとなんとなく思っていたのですが、少し調べてみたところ世界的に見てもフィンランドではトップクラスで買われている花だそうです。
こんな事実を知ってしまったら、自宅のフィンランド化を目指している身としては、買いに行かないわけにはいきません。
ちょうど倉庫に入荷したばかりのアアルトベース180mm(3月下旬発売予定!)と相性が良さそうだったので、さっそく近所のスーパーマーケット内のお花屋さんでゲットした黄色いチューリップを生けてみました。
180mmは高さがある割に口径が85×80mmと小さめなので、少ないお花の数でも寂しくならず気軽に使えていい感じ。
そして、チューリップに合うかなと思い選んだホワイトが予想以上に可愛くて気に入っています。
今までクリアガラスのベースしか使ったことがなかったけど、ホワイトはアルテックのバーチ天板テーブルとの相性が抜群に良くて、フィンランド感が更に増してる気がする~!と、撮影しながらテンション↑↑でした。
(スコープ松尾) スペック 材質 無鉛ガラス 寸法 約W85×D80×H180mm / 450g 生産 Made in Finland 購入前に確認ください ・ 小さなヨレや気泡、黒点がガラス内部に含まれていることがあります。
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