2023年リオブラウン アアルトのベースはクリアかホワイトだけを取り扱うことにしているのは、人気がクリアとホワイトに偏るからです。
どうして人気が偏るのか?そうなる理由を自分なりに振り返ってみます。
まず定番アイテムを買うならクリアかホワイトが無難で使い易い、だからまずはそちらを手にします。
次に買うとなると、安い物ではないし異なる型も存在するので、同型色違いではなく別型を選びたくなる。
実際、その方が活用の幅は広がります。
で、別型のクリアやホワイトを選ぶ。
だからクリアとホワイトが増える、つまり人気になるのだと思います。
でも、強く興味を惹かれてしまうカラーも存在します。
古くから続く特別色の代表はレッド、最近では95mmのサーモンピンクや160mmアメジストなどです。
そして2023年のリオブラウンもその一つになると思いましたのでラインナップしました。
リオブラウンはアルヴァ・アアルトコレクションが1936年に登場した際のオリジナルカラーのひとつでありアイノ・アアルトのボルゲブリックでも中心にあったカラーです。
アアルトベースになると色は薄く、それもまた古いアアルトベースのようで良い雰囲気です。
また、カット面が色濃くラインのように見えるのも素敵です。
リオブラウンは色ブレが激しく、過去にキビが生産された時にも色の違いが話題になりました。
それもあって、スコープではアアルトベースのリオブラウンは個別販売にしています。
実際に全て撮影してみますと、アアルトベースはキビのように厚くはないので色も薄く、そこまで色ブレは感じません。
でも、選べた方がいい。
高い物ですから。
そして160mmリオブラウンスコープへの入荷数は120個です。
スペシャルプロダクトのため次回入荷の予定はありません。
イッタラショップ・公式オンラインショップとスコープでの取扱いのみということです。
リオブラウンはこちらからhttps://item.rakuten.co.jp/scope/c/0000002743/ 1961年から続く3030-160mm アルヴァ・アアルトがデザインしたベースで最も有名なこのフラワーベースは現在、95mm・120mm・160mmの3サイズが金型を使って生産されています。
この3サイズのうち、木型を使っていた初期型に近いのは160mmです。
最初期は金型ではなく木型を使い、カルフラにて1937年から生産が始まります。
品番9750、高さ約140mmでした。
1949年よりイッタラでの生産へと切り替わり品番3030となりましたが、この時も木型が使われていて高さ140mmのままだったと言われています。
そして1954年から金型を使った生産が始まり、1961年に高さ160mmとなって今に至ります。
140mmと160mmは同型、カット位置を変えることで高さだけ違っているのですが、そうではなく全体を縮小した3030-120mmが1981年、続いて3030-95mmが1982年に登場し、現在の160mm、120mm、95mmという3サイズ展開となりました。
イッタラで生産されるアアルトベースはクリアとホワイトを中心にカラー展開を切り替えながら今日まで60年以上も生産が続いているので、カラーバリエーションは非常に豊富です。
そして、そのカラーバリエーションは95mm、120mm、160mm全てに展開されるわけではなく、160mmに採用されることが一番多いです。
また、イッタラでも木型を使ったアアルトベースが生産されることはあります。
その一つが2021年に発売されたベース140mm recycled editionです。
1937~1953年に作られていたカルフラ的にいえば9750-140mmと同デザイン、同サイズ(微妙なデザイン変更がされている可能性はあります)、この型が木型で作れることはチョイチョイあるのですが、140mmの高さで作られることは珍しいです。
写真 : アメジスト(完売販売終了) 2021年3月31日 大きなベースの使いどころ AaltoVase160mmや251mmといった大きな花瓶は、花をいけることなく飾って終わることが多いのですが、実際に使ってみると実は!使い易いんです。
その『こりゃいいや!』と思う瞬間は、花を飾る時ばかりではなく、買ってきた花をとりあえずいけておくというか、いれておくような使い方に便利でして、そんな時にキタ!を感じます。
勢いクリスマスローズをドサッと買ってしまったのですが、家に着いたのが夕方だったから花瓶に生けるほどの気力もわかず、そのままカットすることなく、ただ買ってきたまま花瓶へバサッと納めて一晩放置しました~の図が夜の写真です。
でもこんな姿も悪くない。
堀潤の髪型みたいでカッコよく見えました。
こういうト・リ・ア・エ・ズができるのが大きな花瓶の魅力でもあります。
また昼の写真は整えました散髪後ですが、完全に散髪前の何もしない良さみたいなところを引きずっています。
でも、こんな雰囲気の飾り方が手間も無くて絵にもなるように思うのです。
スペック 材質 無鉛ガラス 寸法 W195×D185×H160mm *個体により±5mm程度差があります。
生産 Made in Finland 購入前に確認ください ・ 小さな気泡や黒点がガラス内部に含まれていたり、多少のガタツキがみられます。
5.0 (1件)